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AIの基礎知識|どうなる今後、そして現状と歴史

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[What's AI ?]AI to Singularity
シンギュラリティ
がくる

シンギュラリティとは、
AIが人間の知能を超えること

AIってどんな種類がある?

AIの4つのレベル

  • 反応型AI:チェスAIなど
  • 限定記憶型AI:今のAIはここが多い。
  • 心の理論型AI:まだ夢の段階。
  • 自己認識型AI:これはSFの世界。

反応型AI

いちばんシンプルなAI。
目の前にある情報だけ見て、それに対して決まった動きをするタイプ。

たとえばチェスのAI。
「この状況やったら、この手やな」って反応するだけで、過去のことも未来のことも考えない。

限定記憶型AI

ちょっとだけ記憶できるAI。
最近の出来事とかデータを覚えて、それを使って判断する。

たとえば、自動運転の車。
周りの状況とか前の車との距離を一時的に覚えて、どう動くか決める。

心の理論型AI

人間の気持ちとか考え方を想像できるAIのこと。

ただし、まだ夢の段階。

「この人は、今こう思ってるかもな」って察することができたら、コミュニケーションにも使えるはず。
でも、今はまだ実現できてない。

自己認識型AI

「わたしって誰?」って、自分自身の存在を理解してるAI。
自分の感情とか思考まで持ってるような、SFの世界みたいな存在。

ここまで来たらもう哲学の領域であり、今の技術じゃまだまだ遠い話。

→ いま動いてるAIは、だいたい「反応型」か「限定記憶型」まで。

弱いAIと強いAI

弱いAI(ANI)と強いAI(AGI)

  • 弱いAI(ANI):決まったことしかできない。
  • 強いAI(AGI):なんでもできる天才型。

弱いAI(ANI)

特定のことだけ得意な、職人肌のAI。
画像を見分けるとか、翻訳するとか、将棋するとか。

一つの分野では無敵だけど、ほかのことはさっぱり。
いま世の中にあるAIの、ほとんどはこれ。

強いAI(AGI)

なんでもできる、ほんものの知能を持ったAI。
言葉もわかって、考えて、自分で学んで成長する。

でもこれはまだ理論上の話で、誰も本物を作れてない。

→ ChatGPTも、見た目はすごいけど、実は「強いAI」ではなく「賢い弱いAI」。

AIの歴史

第一次AIブーム(1950年代〜1960年代)

  • 探索とか推論とかで、迷路を解くAIが出てきた。
  • ちょっと難しい問題になるとお手上げ。
  • その後、「AIの冬」突入。

第二次AIブーム(1980年代)

  • 専門家の知識をルールで登録してた。
  • でも、知識を入れるのが面倒すぎて、また失速…。

第三次AIブーム(2000年代後半〜今)

  • 機械学習・ディープラーニングの登場で大進化!
  • 画像認識・自然言語処理で人間越えた分野も出てきた。

特徴:

  • ビッグデータ活用
  • 計算能力アップ
  • ディープラーニングの進化
  • クラウドの普及
  • 機械学習ツールが豊富に

シンギュラリティって?

AIが人間の知能を超えて、世界をガラッと変えてまう瞬間のこと。

単なる技術の進化ではない。
「もう人間では追いつかれへんスピードで、世界が変わる」ってレベルの話。

そのとき、何が起きるん?

AIが自分でAIを作って、どんどん賢くなっていく。
医療も教育も政治も経済も、AI中心で動くようになるかもしれない。

人間の仕事が不要になることもあるし、
「人間って何だ」っていう根っこの問いが出てくるかもしれない。

いろんな意見がある

レイ・カーツワイルさん(未来を読むのが得意な人)

2045年にはシンギュラリティが来ると言ってる。
AIは早いスピードで賢くなってるから、もう時間の問題だと考えている。

懐疑派の研究者たち

「人間の知能はそんなに単純ではない」と考える人々。
感情とか文脈とか、AIにできることには限界があるだろうという立場。

現実派の立場

「画像認識とか一部ではAIのほうがすごいけど、
どんな状況でもうまく対応できるAIはまだ」だと冷静に見てる人々。

著者

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月うさぎ

編集後記:
この記事の内容がベストではないかもしれません。

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